長い間過食だった私が、なぜ少食になれたのか?
「過食だった頃の自分」と「少食になった現在の自分」を比べてみたら、過食時期には過食になる要素が、少食の現在には少食になる要素がありました。
つまり、以前の私は過食になるべくしてなり、現在の私は少食になるべくしてなったということです。
過食傾向の時は、どうしても食欲をコントロールすることができませんでした。
食べ過ぎた直後は「もう過食はやめよう」と思うのに、次の日には「ダイエットは明日から」とまた食べ過ぎるのです。
頭の中が食べ物のことでいっぱいになり、「あれが食べたい」「これが食べたい」という衝動が私をコンビニ・スーパーに走らせました。
今はかなりの少食になり、食欲に振り回されることがなくなりました。
食欲が正常なのは、それだけでとても幸せなことです。
スーパー・コンビニに行って、買う予定のない商品(お菓子・おにぎり・アイスなど)の前で立ち止まり、気づいたらレジに持っていった過去の私はもういません。
この記事は、「過食だった頃の私」と「少食になった今の私」を比較するという私の体験談的なものですが、過食をやめたい人には参考になると思います。
過食だった頃の私
過食の頃の食生活
1回の食事で、ケーキ1ホールとか、食パン1斤とか普通でした。
本当は毎日たくさん食べたかったんですけど、食べ過ぎると食費が高騰したり、体調が悪くなったり、洋服がきつくなったりするので、過食とダイエットを交互に繰り返していました。
吐いたりはしなかったので、食べた分はちゃんと太りました。
身長-100が私にとっての大台で、その体重に近づいたらダイエット(身長-110がちょうどいい)をしていました。
1回の食事の例(胃の最大容量2.5キロ)
- ケーキ1ホール
- 食パン1斤
- おにぎり・菓子パン・ケーキ・シュークリーム・お菓子・アイスを3~4個くらいずつ(足りなくて買い足しに行くこともあった)
- 食べ放題に行ったのに、帰宅後にまた食べる
たくさん食べる時は3000~5000キロカロリー取っていました。
今考えると異常なんですけど、食べたいという衝動を抑えることができませんでした。
過食の頃の生活
ここに書くのも躊躇われるくらいに、見事にだらしない生活です。
こんな生活してたら、過食になりやすいです。
でもあえて書くのは、過食行動・食欲に悩む人に「こんなにだらしなかった人間でも、少食になれるんだ」と希望を持って欲しいからです。
過去の私を反面教師にしてください。
- 朝はギリギリまで寝る
- 休日は昼頃まで寝てる
- 小麦製品大好き
- お菓子大好き
- 早食い
- 痩せるサプリメント・食材に手を出しまくる
- 調味料は種類をたくさん揃える
- 掃除きらい
- 洗濯物はためてから
- 外食・コンビニ食が多い
- 特に用がなくても買い物に出かける
- 不要な物・着ない服がたくさんある
- 食品・雑貨のストックをたくさん買う
- 階段を使わず、エスカレーター・エレベーターばかり
少食になった今の私
少食的生活
今の私は、過食の頃とは正反対の生活をしています。
できそうなことから試してみてください。
- 早寝早起き
- 小麦断ち
- 砂糖・お菓子を控える
- お米を食べる
- 良く噛んで食べる
- 痩せるサプリメント・食材に手を出さない
- こまめに水を飲む
- 調味料の種類を絞る
- 調味料は質の良いものを買う
- 毎日、掃除・洗濯をしている
- 用がない時は、人混み(デパート・スーパーなど)に近づかない
- 不要な物・着ない服は捨てる
- 食品・雑貨は、ストックをたくさん買わない
- 出かける日は、できるだけ階段を使う
- 「少食になる」と紙に書く
早朝の空気はプラーナが多いので、食欲を正常化する。
小麦を食べないことで、少食の8割は達成できる。(1番おすすめ)
小麦は食欲増進剤。
▽「小麦断ち」の効果
砂糖が入った食べ物をたくさん食べると、砂糖依存症になる。
脳が満足する。
最低30回は噛む。(たまに早食い…)
食べても相殺されるという安心感で、かえって食べ過ぎた。
空腹感が和らぐ。
塩・砂糖・醤油・油で十分。
あとはコショウ・みりん・料理酒くらい。(なくても良い)
マヨネーズ・ケチャップ・唐辛子・「なんとかのタレ」とかがあると、食べ過ぎる。
高品質の調味料は、食欲を満たしてくれる。(贅沢過ぎないもの)
怠惰な方向(過食・惰眠)に流されなくなる。
「何かを買いたい」人たちの中にいると、買い物欲がうつる。
環境の中に「空間」を作ると、視覚的に食欲を和らげる。
ストックがたくさんあると、なぜか食べ過ぎる。
「いつも」階段を使おうとすると、長続きしない可能性がある。
一日に一回、階段を使ったら良しとする。
願いごと手帳・新月の願いごと・紙に書いてはっておく、など。
少食になるための流れが生まれた。
毎日を丁寧に生きる
過食する人は、少食の人をうらやましく思うかもしれません。
でもきっかけがあれば、過食から少食になるのは可能です。
食べる量を減らすという直接的な方法は長続きしません。(経験者)
まずは「健全な生活」を目指してください。
毎日を丁寧に生きるという姿勢が、あなたを少食にしてくれます。