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(最終更新:2018年7月)
水野南北は江戸時代の観相学の大家です。
「飲食をつつしむことによって開運する」という節食開運説を唱えました。
南北は死相が出ていたのに、麦と大豆だけの食事を半年間続けた結果、死相が消えた上に運勢が好転したのです。
その体験から独自の研究を重ね、節食により運勢が改善することを唱えました。
▽関連記事:なぜ少食が運勢の改善に効果があるのか?
少食の絶大な効果
私の実感では南北の言うとおりで、少食は確かな効果があります。
はっきり言ってアファやるより効果の出方がはやいです。
私の場合、食事の量を減らして三日位で何かいいことがあったり、目に見えて状況が好転します。
一週間くらい節食したら(すごく悩んでいたので食欲がわかなかった)、仕事でどうにもならない状況だったのが、予想外の展開になり救われたことがあります。
あの時は本当に驚きました。
「あんなに悩んでたのは何だったのか」と思ったくらい。
可もなく不可もなくの普通の日常の時に節食すれば、物事がすんなり運びます。
だったら、さぞかし順調な人生だろうと思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。
だってすんごくお腹すくんですよ!
どのくらい少な目かというと、一食につき握りこぶしほどの量にするんです。
おにぎり一個だけとか、りんご一個だけとか。
別に二個くらい食べてもいいのかもしれませんが、私的に効果があると感じるのが一個なんです。
書いてて自分でも信じられない食事量です。
効果は絶大だって身をもって知っているのに、お腹がすくので毎日実行するのはためらってしまいます。
なんて悩ましいんでしょう。
追記:2018年6月
今は1~2日の断食は普通、食事は2~3日に1回です。
職場では昼休みに外出して食べたふりをしています。
そうしないと、まわりの人に「食べなきゃダメよ」と言われるので。
少食になる方法
空腹感がはんぱないので、普通の人はまず続かないです。
私は少食になるために、たくさんのメソッドに手を出しました。
私が実践したメソッド
太陽凝視(サンゲージング):効果大
日の出から1時間以内の太陽が効果があります。
毎日30分見ている時(部屋の間取りの関係上、冬のみ)は、空腹感がなくなって10日ほど断食しました。
私の場合は、夕方の太陽を見ても食欲は減りませんでした。
ブルーソーラー・ウォーター
太陽凝視に比べて効果は穏やかです。(自分比)
食欲があっても「食べなくてもいい」と、空腹に耐える力がつきました。
▽関連記事:ブルーソーラー・ウォーターの効果
新月の願い事・願いごと手帖
「少食になった」「空腹が好きになった」「断食が好きになった」とかその時の気分で書いています。(継続中)
少食が習慣になるような流れに乗ることができました。
なぜかふと、「ブルーソーラー・ウォーターを飲もう」とか「太陽凝視をしてみよう」と思いたち、今では1~2日の断食は普通になりました。
「新月の願い事」には毎月「少食になった」とか書いていて、最初は効果が感じられませんでしたが、あきらめずに続けて良かったです。(継続は力なり)
セドナメソッド
「食べたい」気持ちや「食べ過ぎた」という罪悪感を手放していました。
小麦断ち
小麦製品を食べるのをやめました。
「小麦は食欲を増進する」という情報を知ったのも、他のどれかのメソッドの効果(流れに乗る)だと思います。
異常な食欲(お腹いっぱいなのにまだ食べ続ける)は完全になくなりました。
▽関連記事:小麦断ちの効果は絶大
その他
他にもホ・オポノポノ、1000回アファ、「私は少食」と紙に書いてはっておく、等たくさんのメソッドをしました。
紆余曲折しながらも、今ではかなりの少食です。
よく食べる方でしたが、「絶対に少食になる」という意志は持ち続けたので、それが良かったと思います。
問題が起きたら少食になるチャンス
状況が悪すぎて食欲がなくなったら、喜びましょう。
簡単に少食を実行できるチャンスです。
少食になりさえすれば、物事はすんなりいきます(経験者)。
状況が好転しても、少食の状態は維持しましょう。
マリオが無敵のスター状態になったようなものです。
水野南北
私的には少食が最速・最強です。
皆さんにも少食にチャレンジして、その素晴らしい効果を実際に体験して欲しいので、南北の言葉を載せます。
参照:水野南北「開運の極意」
運命は飲食に左右される
人を占う時は、食事の内容によって判断すると、万人に一人の失敗もない。
人間の一生の吉凶は、ただ食事の内容に左右される。
少食の人
人相が悪くても吉であり、相応に幸せになり、長生きし晩年は幸福である。
厄年に大難の相があっても、飲食を厳格につつしんでいる人は厄をまぬがれる。
大食い
人相がよくても何事も順調に行かず、一生気苦労がたえず、晩年は不幸である。
大食いで、その上量も時間も不規則な人は問題外で一生不運である。
立身出世
仕事に精を出すだけで立身出世するものではなく、一生懸命、倹約して、大食いをせず、少食にすることによってのみ立身出世できる。
つくづく飲食のつつしみが第一である。
立身出世したいならまず厳格に少食にすること。
それができれば必ず立身出世をし、できないなら一生立身出世の見込みはない。
運
吉凶ともその報いがまわってくることは、天地の法則である。
小さな良いことを積み重ねれば、最終的には天下の大きな良いことを成し遂げる。
早起きして、仕事に精を出し、いつも少食にしていれば、しだいに開運する。
南北
人相の善悪をきちんと理解するために自分自身が厳格に少食にし、すべての無駄をなくして三年続けた。
人を占うことは要は自分のつつしみである。