【小麦断ち】異常な食欲から解放されて楽になった

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皆さんは小麦粉ライフをおくっていますか?

粉ものって本当に人を虜にしますよね。

私も基本的に粉ものはおいしいと思うし、好きなんですけど今は食べていません。

小麦粉ばかりの食生活を卒業して、約2年たちます。

好きなものを食べれない生活は苦しいと思うかもしれませんが、それと引き換えに健康を手に入れたのでよしとしています。

なので現在進行形で体調不良や病気で悩んでいる方は、一度ご自分の食生活を見直すことをおすすめします。

おいしいものを食べるのは幸せなことですし、何も悪いことではありません。

でも、それが体質に合っていなくて病気の原因だとしたら、やめることができますか。

まったく食べないことはつらいのなら、食事のたびに食べるのではなく、せめて一日に一回だけにするとか。

小麦粉が体質に合わない人は結構いると思うし、私自身、体調が劇的に変わったので、小麦粉をやめることによるメリットを知ってほしいです。

今回は、私が小麦粉をやめた理由と小麦粉断ちの効果について書きたいと思います。

小麦粉大好きな人に直接「小麦粉は絶対食べない方がいいよ」とかは言いにくいです。

本人の好みもあるし、何を食べるかは自由だと思うから。

でも過度に依存していたら食生活の修正が必要かなと思うので、ここでこっそり主張します。

今、体調不良や病気で苦しんでいる方が、その苦しみから少しでも解放されるといいと思います。

小麦粉まみれの食生活

私の主食は粉もので、おまけに大食いだったので、朝は食パン、昼はうどんと菓子パン3個、夜は焼きそば三人前、さらに夜食でケーキとか食べてました。

食パン一斤を一度に食べるとか、私にとっては普通でした。

気づけばいつも、小麦粉が私のそばにいてくれました。

パンもラーメンも大好き、カレーもケーキもピザうどん焼きそばお好み焼きなんでも食べました。

毎日が小麦粉まみれでした。

失恋した日は朝まで飲んで、しめのラーメンが私をなぐさめてくれました。

小麦粉と私はかたい絆で結ばれていたはずでした。

ですが、永遠に続くと思われていた友情にも終わりが訪れました。

小麦粉の弊害

ある日、私は本屋で「小麦は食べてはいけない」という内容の本をみかけました。

読んでみると、小麦を食べることによる弊害がこれでもかと書かれていました。

そして、彼はある異常な過食行為を告白してくれました。

「夜は食欲との戦いです。夕食後に食べたいという衝動が抑えきれないんです。(中略)夕食以後、寝るまでずっと食べ続けてしまうことがときどきあるんです。なぜかはわかりませんが、夜になると何かがおかしくなって、どうにもやめられないんです」

引用:Dr.ウイリアム・デイビス「小麦は食べるな!」

本には「中毒。禁断症状。」「小麦は最強の食欲増進剤」などと書かれており、信じていた小麦粉の隠された裏の顔を知ってしまった私の頭は混乱してしまいました。

ですが、人生をふりかえってみると、確かに思い当たることばかりでした。

いつも食欲過多でダイエットしても三日坊主、食べてもすぐ次の食事のことを考えているくらい食欲に支配されていました。

休日の朝から食べまくり満腹になって寝た後に、夕方ぼんやりした頭で起きてまた食べまくるとか・・・。

異常なまでの食欲の原因が、小麦を食べることにあったなんて思いもしませんでした。

小麦粉からの卒業

「死ぬまでずっと、こんな異常な食欲に支配されるのはいやだ」

私は小麦粉から卒業することに決めたのです。

それでも未練のある私は卒業公演の日までの数日、食べ納めとばかりにパン焼きそばラーメンカレーケーキなど小麦粉製品を食べまくりました。

そして涙ながらに、小麦粉を卒業したのです。

適切な距離

あれから2年。

卒業とか言いつつ、最初の内はうっかりラーメンを食べて食欲をこじらせたり、出戻りでケーキバイキングに行ったりしました。

でも何回誘惑に負けても、できる範囲で小麦粉と距離を置くようにしていたら、いつのまにか小麦粉を食べないことが習慣になっていました。

「もう食欲に振り回されなくていいんだ」と思えて、今はすごい気分が楽。

異常な食欲がなくなり、食事に関して理性ある行動を取れるようになったのがすごくうれしいです。

「食べても食べてもまだまだ食べたい」という症状は、本人からするととても苦しかったので。

食べている時間や食べた後にぐったりしている時間をあわせたら、すごいたくさんの時間を無駄に過ごしてきたなと思いました。

食欲に支配されなくなったので、野菜や果物など体にいいものを食べるようになりましたし、休日を有意義に過ごせるようになりました。

今でも、料理にほんの少し入っている場合や頂きもの(クッキー一枚とか)は食べているので、ゆるい小麦粉断ちです。

私の場合は、少量ならそんなに影響はないようです。

完全にやめたらもっと気分がすっきりすると思いますが、厳格にやるとストレスになるので、このくらい自由な方が自分には合っていますね。

これからも小麦粉とは距離を置いて、食欲に振り回されない食生活を続けていきたいです。

小麦粉の誘惑

粉ものって見た目もそうですが、匂いが実に悩ましいです。

誘惑に負けてある程度の量(ラーメン一杯とか)を食べるとやはり食欲が爆発したり、体調が悪くなります。

旅行先で小麦粉製品を食べた時、食欲に火がついてしまい寝る前にアイスを買い込んで食べてしまいました。

でも小麦粉断ちを続けていたので、次の日には正常な食欲に戻りました。

アドバイス

これからやってみようと思う人へ、小麦粉まみれからなんとか脱出できた私からアドバイスです。

小麦粉断ちをはじめた最初の頃は、禁断症状みたいになってつらいかもしれません。

少し続いたと思ったのに、今日だけと思って食べたラーメン一杯をきっかけにまた小麦粉生活に戻ってしまうこともあるでしょう。

でも、できる範囲でまた小麦粉断ちにチャレンジしてみたらいいと思います。

自分を被験者にして、小麦粉断ちの実験をするつもりでやると少しは気が楽になるし、楽しめるのではないかな?

小麦粉を食べないのが習慣になってしまうと、振れ幅が少なくなるのでそれまでの辛抱です。

ぜひ、自由な食生活を手に入れてほしいと思います。