あなたは「ダイエットしているのに夜中に食べてしまった」「勉強しようと思ったのに部屋の掃除をしてしまった」等、思うようにいかない経験をしたことはありませんか。(私は耳が痛いです)
「思っていること」と「やってしまうこと」の矛盾に悩む人に向けて、この記事を書きます。
願望を実現しようとする時に「あなたの内側で起きていること」を知ったら、あなたは自分というものにもっと関心を持つでしょう。
本当に大切なのは、自分を浄化すること(向き合う・受け入れる・愛する)です。
「自分自身と対話する」ということを難しく考えなくて大丈夫です。
複雑な世の中に慣れ親しんだ人間は、複雑なものに価値を置いて簡単なものを軽く見ます。
でも本当のこと・大切なことは、いつもとても簡単なことです。
【目次】
自分の内側にはたくさんの部分がある
自分の内側にある部分(感情・記憶・観念など)が、外側の現実に反映されます。
ただし自分の内側には本当にたくさんの部分があるので、意識できない部分(気づいていない・見ないふりをしている)も存在します。
なので、願望実現を応援してくれる部分と、その願いが叶ったら困る(別の願いを叶えようとする)部分との、目に見えない抗争が繰り広げられることもあります。
ただ、確実なのは「あなたの中のすべての部分は、あなたの幸せを思っている」ということです。
遊びたい子供に「遊んでないで勉強しなさい」と言う親の気持ちをイメージしてもらえるとわかりやすいです。
だから願望実現に反対する部分があっても、その気持ち(自分の幸せを考えてくれている)を理解して、その部分を受け入れてください。(向き合う・許す・愛する)
内側での対立が解消したら、自動的に外側の世界に反映されます。
例:お酒をやめたいのに、つい飲んでしまう人の内側
- 部分A:お酒をやめさせたい部分
- 部分B:お酒を飲ませたい部分
目的「健康第一」
目的「リラックス・現実逃避」
Aの主張「この人、飲み過ぎだよ。やめさせよう」→禁酒宣言
Bの主張「お酒を飲ませて、嫌なことを忘れさせよう」→前言撤回
Aの主張「何で飲ませるの!あんた(B)バカじゃないの」→自己嫌悪
Bの主張「No Alcohol, No Life」→本末転倒
例:痩せたいのに、夜中に食べてしまう人の内側
- 部分C:ダイエットを成功させたい部分
- 部分D:太ったままがいい部分
考えてること「恋人get」
考えてること「自由主義」
Cの主張「痩せたらモテるよ」→ダイエット開始
Dの主張「自由万歳。恋人不要」→プリン発見♪食べちゃえ
Cの主張「何で食べさせるの!恋人できないよ」→自己嫌悪
Dの主張「恋人不要。恋人不要」→ケーキ発見♪食べちゃえ
内側にある対立を解消する
あれがしたい・これが欲しい、等の願望は、外側を変えようとすることです。
「自分の内側にあるものが外側に反映される」のだから、願望実現のためには「自分の中にある対立を解消する」しかありません。
願望が実現することに反対する部分に向き合って、それを「許す・受け入れる・愛する」のです。
ただし、向き合うことで自分の中の対立が解消した場合、予想外のことが起きるかもしれません。
それは、「願いが叶っても叶わなくてもどちらでもよくなる」ということです。
それを知って、「願いを叶えたい」あなたは、自分に向き合うことをやめますか?
でも、さらに予想外のことが起きるかもしれません。
それは、「願いが叶うよりもっと良いことが起きる」ということです。
自分に向き合う方法はセドナメソッドやホ・オポノポノが良いと思いますが、自分に合うものを選んでください。
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