【目次】
どこかの恋愛系ブログみたいな記事タイトルですが、このブログにもついに「恋愛」カテゴリーができました!
というのは本気で冗談です、餅は餅屋、恋愛は恋愛系ブログ、ここは地味スピ系ブログ。
住み分けって大事~。
今回の記事は、自分でもかなりのキレイごとだなと思います。
でもこのブログの一番の読者は私自身なので、もしもいつか、うっかり悩みにはまった時のために、自分のための処方箋として書いておきます。
押してダメなら引いてみな
「もっと~すれば」「〇〇が手に入れば」「あれが欲しい」「これがしたい」「それが~じゃなく、・・・だったらいいのに」
もっと、たくさん、あれも、これも、それも、なにもかも、全部。
でも、本当にそれが必要?
5年後、10年後、死ぬ一週間前、その時もまだ「欲しい」って思ってるのかな?
努力してるのに結果が出なくて、あせってる、空回ってる、そんな自分に気づいたらこれを言ってみてほしい。
- 押してダメなら引いてみな~♪(恋の達人みたいに)
- 急がば回れだよ(人生の何たるかを知りつくした老人のように)
- 残りものには福がある・・・♪(仲良しの親戚のおばさんみたいに)
「引く」ことで浮いた時間を、「感謝」「自分の味方」「褒め日記」に使いましょう。
あえて「何もしない」で流れにのってみるのもありです。
「何もしない」をしてみる
「何もしない」努力
日本人は真面目な人が多いので(私のぞく)、どうしても願望実現する「ために」努力したり、がんばったりしちゃうんです。
努力がDNAに組み込まれてるんでしょうか。
私の場合は、がんばって何かをしても、うまくいかなかった事はたくさんあります。
結果が出たら幸せで、結果が出ていない状態の「今」は幸せじゃないと思っていました。
まだやれる、もっと頑張れる、前に向かって、上を目指して、って。
でも、本当は「今のまま」で良くて、「このまま」で良くて、それで良くて、あれで良かった。
ただ、その状況にいて悩んだり苦しんでる人にとっては、そんなのキレイごと以外の何ものでもない。
でも、あえて言わせて欲しい。
努力するんだったら、「何もしない」努力をしてください。
がんばりたいのだったら、がんばって「何もしない」でください。
救われたいとスピに手を出す人は、真面目だったり努力する人が多いので、「抵抗しない」努力をしてみるんです。
これなら、なんとかできそうですか?
以下のリストを、一字一句、丁寧にゆっくりと心の中で読んでみてください。
その後、あなたの心が不安になるか、安心するか確認してみましょう。
- 思い込みを捨てる
- (相手を)変えようとしない
- 考えない
- 期待しない
- 苦しまない
- (出来事を)コントロールしない
- 罪悪感に酔わない
- 執着しない
- 心配しない
- 抵抗しない
- (無駄な)努力しない
- 悩まない
- (良い悪いを)判断しない
- 否定しない
- 不安にならない
どうですか、今の心はどんな感じですか。
もう頑張らなくていいんだ、って安心しませんか。
それとも、不安になっちゃうかな。
あなたは悩まない状態が怖いのですか。
苦しまない自分を認めることは難しいですか。
でも、今日一日だけでいいから、やってみて欲しいです。
できれば「これからずっと」なんだけど(要求の差が大きいね)。
最初はコツコツ、「・・・しない」努力が必要かもしれませんが、そのうち「こんな努力アホらしい、なるようになるよ」と思える時がくるかもしれない。(こなくても問題ないけど)
そしたら無駄な努力なんてやめちゃいましょう。
自分の人生を全肯定する
次は、以下のリストを同じように心の中で読んでください。
- ありのままでいい
- 今のままの私でいい
- 変わらなくていい
- このままでいい
- これで良いのだ
- それでいい
- あれで良かったんだ
- すべて良し
- なにもかも、いずれ過ぎ去る
自分に対して、全力でOKを出してあげるんです。
自分の人生を全肯定するんです。
見方を変えるの、落ちこんでる友人を励ますみたいに、自分に接する。
例を書くよ。
- 「これしかできなかった」→「これだけできた」
- 「あんなに頑張ったのに、何にもならなかった」→「頑張ったことに意味がある。次への糧になる」
ピンチはチャンス、もし悩んでるならこの際だから、出来事に対して考え方を変える癖をつけちゃいましょう。
こんな感じで。
- 受け入れてみる
- 体験を味わってみる
- 楽しんでみる
- 笑い飛ばしてやる
最初はつらかったり、うまくできなくて諦めそうになったり、あるかもだけど、何事も体験だから。
私が体験したことと、あなたが体験することは同じじゃなくて、あなたにとって本当に意味があるのは「あなたの体験」ですから。
神羅万象は慈悲深い
神羅万象は時に厳しいけど、こっちが素直になったら結構慈悲深い。
相手(出来事)を傷つけたら(否定・抵抗)、めっちゃやり返される(責任転嫁して逃げても、地球の裏側まで追ってきて現実を突きつける)。
だから諦めて向き合う(受け入れる)が吉。
不都合だったり、思い通りにいかない出来事を「へ~、なるほど~」って流すというか、おもしろがるというか。
好きな人にはツンデレになっちゃう人、森羅万象に対しては素直になることをおすすめしますよ。
メソッド「一回だけ」
「こんな事になって大変だ」という思考がやってきたら、「本当に大変なのか」と疑ってください。
でも良い悪いを判断するのは人間の癖みたいなものだから、うっかり判断しちゃっても自分を責めないこと。
自己否定、ダメ、絶対。
なので、出来事に良い悪いの判断をくだすのを、お試しに「今回だけ」やめてみる。
出来事がただ「ある」のだ、と知ってみる。
今までと違う取り組みは、最初は「今回だけ」やってみる精神でいきましょう。
子供のような好奇心で、一歩チャレンジしてみるんです。
名付けて「今回だけ(一回だけ)」メソッドです。
別れ際に「最後に一回だけ」とか寝言を言ってるダメ彼氏(これも良い悪いの判断の例だな)みたいな名前ですが・・・。
こちらは「最初」に一回だけ、あっち(ダメ彼)は「最後」に一回だけ、という違いがありますので、間違えないでください。
たった一回だけやってみてうまくいった。
それを「一回だけのこと」と過小評価しないでください。
一回目の勇気が、二回目のチャレンジに繋がります。
二回目は三回目の効果を高め、三回目は四回目の効果を強めます。
一歩踏みだしたら、いつかゴールするのは確かなことです。
とあるスピ人間の童話
私たちは見当違いの努力を繰り返してきたのです。
もうここらへんで、努力の方向性を変えてみませんか。
変えないとどうなるのか、たとえ話をしてみます。
一人のスピ人間の誕生
あるところに、一人の人間がいました。
その人は、悩みだらけの毎日から解放されたくて、スピリチュアルの世界に足をふみ入れました。
チャネリングとか、ヒーラーとか、天使と会話できるとか、神様と会話できるとか、最初は何もかもが新鮮で、引き寄せの法則にも手を出して、スピ的な目標もできました。
「私もチャネリングしてみたい」「天使の声をきいてみたい」「愛にあふれたヒーラーになりたい」
そして、その人は色んなメソッドに手を出して飽きたら次、を繰り返しながら、スピのはじっこで右往左往する10年を過ごしました。
10年後のその人
そしていまだに、その人はチャネリングはできないし、天使の声もきこえないし、ヒーラーにもなれていないのです。
その人が本当に「なりたかった」もの、「手に入れたかった」ものは、いったい何だったのか。
不安定な「人気者」になりたかったのでしょうか。
それとも、「名誉」というはかない夢まぼろしを手に入れたかったのでしょうか。
私にはその人が本当の意味で幸せなのか、幸せじゃないのか判断できません。
でも今のその人は小さなことで喜んで、「思い通りにいかない」出来事が起きても知らん顔で、無邪気な子供みたいに「今日」の中で遊んでいます。
たまに「大人」の部分が幅をきかせて、「コントロールしなくちゃ」とあせっているのですが・・・。
天才的に飽きやすいので、すぐにコントロールするのを諦めて、再び「今日」と遊ぶのに夢中になっています。
願ってもいなかった小さなことに喜んで、悩んでもそれをおもしろがっています。
10年前の願いが全部叶ったわけでもないのに、その人の心は軽くて、よく笑っているみたいです。
ということは、それらの願いは見当違いな願いだったのかもしれません。
それは誰にもわかりません・・・、もちろん、私にも。
沈黙は金
さあ、その人が誰なのかお分かりになりますでしょうか。
答えが分かっても、あえて沈黙してください。
このブログの平和と、管理人の名誉のために。
なにもかも、いずれ過ぎ去る
朝、「怒り」がやってきて、そのうちそれは過ぎ去りました。
心に「空白」が生まれました。
昼、「喜び」がやってきて、それは少し長くとどまりましたが、やはりそれも過ぎ去りました。
心が「無」になって、おだやかになりました。
夕方、「悲しみ」がやってきて、いつのまにかそれは過ぎ去りました。
心が「からっぽ」になりました。
夜、「喜び」が再びやってきて、再び過ぎ去っていきました。
心は、思考と思考の間の「空白」の中で、安心して眠りにつきました。
静かな「無」の中で、「在る」がウォーミングアップをはじめました。
【在る】:「俺のターンがきたな」