セドナメソッドを知ったのは、8年位前です。
最初は解放の質問を本のとおりにやっていたのですが、あまり解放されている感じがしなくて、途中でやめてしまいました。
その後も思い出したようにセドナメソッドをやっていく内に、自分なりにコツがつかめてきて効果が体感できるようになりました。
セドナメソッドの効果
セドナメソッドをすると、普段は意識していない感情に意識の光があたります。
それによってエネルギーの停滞が解消されて、自分の内側にあるものが反映された現実が変わっていくことになります。
私の場合は人間関係に悩んだ時にセドナメソッドをすると、相手に対する苦手意識が薄れ、人間関係が良好・無難なものになります。
苦手な人といると緊張して、呼吸が浅くなったりイライラしやすくなるので、それに気づいたらすぐセドナメソッドやホ・オポノポノをするようにしています。
以下、人間関係に関して私が体感した効果です。
- 相手の嫌な部分が、嫌じゃなくなる
- 苦手な相手と一緒にいる時に感じる窮屈さが消えて、近くにいても平気になる
- 相手に対する苦手意識が薄れると、なぜか相手が消える(相手と自分のどちらかが異動になる・相手が退職する)
ちなみにこの記事を書いている時点で、過去半年間で4人いなくなりました。
色んな浄化の方法を長いことやっているわりには、いまだに苦手な人がいるっていうのもなんですが、「自分の中にまだ向き合っていない部分がある」と思ってこれからも少しずつ浄化していこうと思います。
効果をあげるコツ
解放の質問を自分仕様に変える
解放の基本手順
- 「今、何を感じていますか?」
↓
- 「その感情を認めることはできますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
- 「その感情を手放せますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
- 「手放しますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
- 「いつ?」→「今」/それ以外の答えも可
引用:ヘイル・ドゥオスキン「新版人生を変える一番シンプルな方法-セドナメソッド-」2014年・第5刷・P45
最初は本の通りでも良いかもしれませんが、セドナメソッド以外の他の方法にも手を出している人が多いと思うので、色々な方法の良いとこどりで自分に合うようにどんどん質問の文章を変えていくことをおすすめします。
私の例
- 「この感情を許せる?」→「今は無理」
- 「でもいつか許したいと思う?」→「うん、許したい」
- 「それはえらいね」(ほめ日記風に)
ちなみに私は「いつ?」→「今」という質問・答えはやらないことが多いです。
私的に効果がある質問
- 「この感情を許せる?」
- 「この感情を受け入れる?」
- 「この感情を愛せる?」
- 「この感情はここにあってもいい?」
「許す」「受け入れる」「愛する」を使った質問は特に、感情の詰まりが強力に流れる感じがします。
そうやって合法的に人を消します。
感情を擬人化する
他人に対して泣きたくなるような怒りや強い疲労感を感じた時は、その感情を擬人化(小さな子供)しています。
精神的な余裕があまりない時は、感情を擬人化した方が受け入れやすいような気がします。
私の例
- 「君を許すよ」
- 「君を愛するよ」
- 「君はここにいてもいいよ」
- 「嫌いだと思ってもいいよ」
小さな子供をあやす感じで何回も根気よく唱えていると、だんだん苦手意識や怒りが消えていきます。
そして合法的に人が消えていきます。
ホ・オポノポノとミックスする
時には質問ですらなく、ホ・オポノポノ風の文にして、気がすむまで唱えました。
- 「この感情が存在することを許すよ」
- 「この感情を受け入れる」
- 「この感情を愛します」
感情が停滞している場所に意識を向ける
感情が停滞していると体のどこかに症状が出ます。
胃が重い・頭が重い・息苦しい・みぞおちが痛い等、人によって症状が違います。
体のどの部分に症状が出ているのかを把握して、その部分が「スーッとする」「ふわ~っと軽くなる」感じがするまで試行錯誤して質問を自分なりに変えていくとよいです。
また、質問しながら症状が出ている所をなでたり、指先でとんとんと軽く叩くのも効果的です。
繰り返しやると、いつの間にか効果が出ている
セドナメソッドを地道に続けると、感情に振り回されたり感情に飲み込まれることが次第に減っていきます。
子供は無視されると悲しくて、自分の存在を認めさせようと暴れたり泣いたりします。
でも抱きしめて「いい子だね」とか「どうしたの?」と言うと泣き止みます。
感情も子供と一緒で、ちゃんと意識を向けてあげると私たちを振り回すことはありません。
最初は質問の後に解放感がなくて、解放がうまくいっていないように感じることもあるかもしれませんが、「そこに感情がある」と意識することに意味があるので大丈夫です。
安心してセドナメソッドを続けてください。(私は飽きやすいので色々な方法に手を出しているだけです)
質問をしている時点で、感情に意識の光があたって解放が起きています。
感情をためこんでいる状態は、床の可視率0%の部屋のようなものです。
1つや2つのものを片付けたくらいでは、窓を開けても風通しはよくありません。
ですが、床の可視率80%まで片付けてから窓を開けると、さわやかな風が部屋を流れていきます。
それと同じで、解放が進むと感情の通路の風通しが良くなって、セドナメソッドをした後に何らかの解放感を感じられるようになります。
そうすると解放がやみつきになるので、それまで地道にやっていくと良いです。
効果があるのかわからず先が見えない方、必ず結果が出ますから、安心してやってください。
参考文献:ヘイル・ドゥオスキン「新版人生を変える一番シンプルな方法-セドナメソッド-」2014年